材料科学科ニュース (2017年度)


2017年度 工学部研究会(冶金・金属材料研究会 講演会)を開催しました

2018年03月29日

工学部研究会「冶金・金属研究会」(代表:工学部材料科学科・宮沢靖幸教授)の講演会を3月12日に、湘南キャンパスで開催しました。

 

テーマ 「先進的な材料科学」
  場所:湘南キャンパス19号館3階309教室
  日程:2018年3月12日(月)、16:00~17:00

プログラム
1.    16:00~16:30
「ものづくりにおけるろう付技術と最近の話題」
東京ブレイズ株式会社、代表取締役社長、松 康太郎氏
2.    16:30~17:00
「レーザ式パウダーベッド型金属積層造形」
近畿大学次世代基盤技術研究所、工博・准教授、池庄司 敏孝先生

 

本学部では、研究者間の交流を促し研究力の向上につなげることを目的に、教員による自主的な研究グループを支援する助成事業「工学部研究会」を実施しています。このうち冶金・金属研究会は、冶金や金属材料にかかわる学内外の専門家の意見交換の場として2015年度から活動しています。

 

今回は「先進的な材料科学」をテーマに、東京ブレイズ株式会社代表取締役の松 康太郎氏と近畿大学次世代基盤技術研究所准教授の池庄司 敏孝氏が講演しました。松氏は、同社の事業をもとにものづくりの現場でろう付技術が活用されている実例や大学で学ぶ専門分野と企業活動との関連を紹介。池庄司氏は、専門である金属3Dプリンター技術研究の現状と課題について、加工に使用する材料による性質の違いやシミュレーション技術を活用した性能に関する研究にも触れながら紹介しました。

 

宮沢教授は、「この研究会は、専門分野が違う学内外の研究者や企業の技術者が意見を交換する中で、新しいコミュニティーをつくり、新しい知見を得る機会になっています。今後も学内外との交流の場として継続していき、研究者同士が互いの研究をより深く理解し、新たな連携を生み出すきっかけになれば」と話しています。

 

東海大学・工学部ニュースに掲載されています。参照ください。

http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/post_290.html


学位授与式(学士)と謝恩会

2018年03月25日

3月25日に、工学部・材料科学科 92名の学位授与式がありました。

学士92名の皆様、ご卒業おめでとうございます。
これから社会へ出ていく方々、大学院進学される方々、それぞれの道で活躍されますこと、学科教職員一同、願っています。

 

また学位授与と合わせて、以下の各賞授与を行いました。

(金剛会賞につきましては、金剛会・正路様から授与いただきました)

 ・総長賞(1名)

 ・日本鉄鋼協会・金属学会賞(1名)

 ・河上益夫・内田荘祐奨学金賞(5名)

 ・材料科学賞(2名)

 ・Gアワード賞(1名)

 ・チャレンジセンター賞(1名)

 ・金剛会賞(6名)

 

続いて夕方から、オークラ フロンティアホテル海老名・プライムタワー1階プライムホールにて、今年も盛大に謝恩会が執り行われました。写真を掲載します。


学位授与式(修士課程)

2018年03月24日

3月24日に、大学院・応用理化学専攻金属材料工学領域 17名、金属材料工学専攻 2名の学位授与式がありました。

修士課程19名の皆様、ご卒業おめでとうございます。
これから社会で活躍されますこと、学科教職員一同、願っています。


3月18日(日)オープンキャンパス開催しました

2018年03月22日

3月18日(日)に、湘南キャンパスにてオープンキャンパスを開催しました。

材料科学科は、学科紹介やデモンストレーションを行いました。
総勢、46名の方々がお越しくださり、超伝導コースターや燃料電池に触れて楽しんでいかれました。

以下に、当学科の紹介やデモンストレーションの写真を掲載します。

今年度のオープンキャンパスは終了しました。2018年度のオープンキャンパスにご来校ください。開催予定は後日掲載されますので、下記リンクを参照ください。

 

東海大学オープンキャンパスのページ(http://www.tokai-adm.jp/opencampus/

 


材料科学科・第2研究室(高尻研究室)からの便り

2018年03月18日

当学科、第2研究室(高尻研究室)から最近の活動の便りがきました。


◆竹森大地君(大学院修士課程)が1年間の海外留学を終えて帰国しました。

 竹森君の留学先はレンセラー工科大学(米国・ニューヨーク州)であり、Borca-Tasciuc教授の研究室で超微細熱電材料の研究に携わっていました。
さらに詳しい情報は研究室のホームページをご覧ください(http://www.er.u-tokai.ac.jp/takashiri/index.html)。


◆国際英文雑誌に本研究室の研究成果(下記4件)が掲載されました。
(1)Enhanced thermoelectric properties of electropolymerized poly (3,4-ethylenedioxythiophene) thin films by optimizing electrolyte temperature and thermal annealing temperature.

    Y. Seki, M. Takahashi, M. Takashiri, Organic Electronics, 55 (2018) 112-116.
(2)Thermoelectric properties of nanocrystalline Sb2Te3 thin films: experimental evaluation and first-principles calculation, addressing effect of crystal grain size.

    S. Morikawa, T. Inamoto, M. Takashiri, Nanotechnology, 29 (2018) 075701.
(3)Combination of electrodeposition and transfer processes for flexible thin-film thermoelectric generators.

    H. Yamamuro, N. Hatsuta, M. Wachi, Y. Takei, M. Takashiri, Coatings, 8 (2018) 22.
(4)Characteristics of nanostructured bismuth telluride thin films fabricated by oblique deposition.

    S. Morikawa, Y. Satake, M. Takashiri, Vacuum, 148 (2018) 296-302.

◆学会発表(ポスター発表-下記2件)を行いました。
・電気化学会 第85回大会(2018年3月9日~3月11日 ) 東京理科大学 葛飾キャンパス
  「めっき浴の浴温及び濃度変化によるBi2Te3薄膜への影響と物性評価」
    山口将輝、山室大樹、高尻雅之
  「ガラス上に成膜したBi2Te3薄膜を種結晶層に使用したBi2Te3めっき薄膜の構造・熱電特性評価」
    山室大樹、牧岡拓実、竹森大地、高尻雅之


葛巻教授・Outstanding Contribution in Reviewingを受賞

2018年03月16日

当・材料科学科の葛巻教授は、国際学術ジャーナル(MSEA)のOutstanding Contribution in ReviewingをElsevier社より授与されました。
このOutstanding Contribution in Reviewing というのは、当該学術雑誌の多大なる貢献(Reviewの回数が上位10%以上に達する)を行ったReviewerに送られるものです。


大学院生が、「第17回日本再生医療学会総会」で研究の成果を発表します

2018年03月14日

2018年3月21日~23日、横浜で開催される「第17回日本再生医療学会総会」で、金沢大学医学部・福井医療大学との共同研究として行った本年度の卒業論文研究・修士論文研究の成果を、大学院生の山口竜也君が発表(口頭発表)します。

口演55 3月23日(金) 14:00~15:00 第8会場(416+417)
運動器(筋・腱・靭帯)
座長:鈴木 友子( 国立精神・神経医療研究センター神経研究所)
 O-55-5:「ラビットから採取したテンドンゲルの張力印加による再生組織」
 演者:山口 竜也( 東海大学大学院 工学研究科)

 

「第17回日本再生医療学会総会」(http://www2.convention.co.jp/17jsrm/


葛巻教授・国際医学雑誌に掲載の論文紹介

2018年03月14日

当材料科学科の、葛巻教授の研究に関する論文(Tendon gel再生に関する適切な引張り評価とそのタイミング最適化)が、国際医学雑誌「Tissu Engineering and Regenerative Medicine」に掲載されているので、紹介します。
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Tissue Engineering and Regenerative Medicine  (August 2017, Volume 14, Issue 4, pp 465–475)

"Appropriate Tensile Mode and Timing of Applying Tension to Promote Tendon Gel Regeneration"
  Authors: Toru Kuzumaki (1), Katsufumi Yamazaki (1), Keiichi Suzuki (1), Kojun Torigoe (2)
       (1): Graduate School of EngineeringTokai UniversityHiratsukaJapan
       (2): Department of AnatomyTokai University School of MedicineIseharaJapan

 

Abstract
“Tendon gel” secreted from a parent tendon is regenerated for tendon repair by applying tension. However, the details of the tensile stimulus have not been clarified. This study aimed to evaluate an appropriate tensile stimulus mode and the optimal timing of applying tension to promote tendon gel regeneration. Tendon gel was prepared using a film model method in mice and was preserved in vivo for 3, 5, and 10 days. Unlike tendon gel on day 3 or day 5, a fibrous structure developed in the tendon gel on day 10 when tension was applied. Infrared spectroscopy revealed that characteristic peaks appearing for the tendon gel on days 3 and 5 disappeared on day 10. Disappearance of the peaks indicated maturity of the tendon gel, and it showed the optimal timing for tension application to the tendon gel. The effect of tensile load on tendon gel preserved for 10 days was investigated using a tensile test, a creep test, or a cycle test. In the tensile test, tendon gel was elongated into a thin cord of collagen fibers with an increase in stress, and the maximum diameter of the collagen fiber was approximately 50 times larger than that in the normal Achilles tendon of mice. The results suggest that the diameter of the oriented collagen fiber is controllable by adjusting the applied load and the time in mature tendon gel.


3月18日(日)オープンキャンパス開催

2018年03月05日

来たる3月18日(日)10:00~15:00、湘南キャンパスにてオープンキャンパスが開催されます。

大学紹介,入試紹介,就職支援説明会や学部説明会など、いろいろなプログラムを用意しています。

 

材料科学科も学部説明会に参加。体験実験なども用意します。14号館会場でお待ちしています。

 

オープンキャンパス(http://www.tokai-adm.jp/opencampus/shonan0318.html


材料科学科・第5研究室(宮沢研究室)からの便り

2018年03月05日

当学科、第5研究室(宮沢研究室)から最近の活動の便りがきました。

 

第5研究室(宮沢研究室)から、学会発表,シンポジウム参加,基調講演(宮沢教授)などのお知らせ

 

 ・第3回先端材料接合委員会シンポジウム(2018年3月16日 ):日本溶接協会・ろう部会

  溶接会館 2階ホール(東京都千代田区神田佐久間町4-20)

  宮沢研究室の学生が参加,聴講の予定です。

 

・金属学会 2018春期講演大会(2018年3月19日~3月21日 ):宮沢研究室4年生が研究成果を発表

  千葉工業大学 新習志野キャンパス

  発表:3月21日(水) 9:00~10:15

     溶接・接合(Welding and Joining):C会場5号館 2階5205号室
      口頭発表:三輪弘樹、栗原宏輔、宮沢靖幸、他、

        「ペースト状ろう材に含まれるバインダーの揮発現象」

      口頭発表:山口吉和、佐々木俊哉、宮沢靖幸、他、

        「ホモゲン溶着法を用いた鉛ダンパーのはんだ付け」

 

神奈川県立産業技術総合研究所「ろう付講習会」(2018年3月23日 ):宮沢教授が基調講演

  宮沢教授が基調講演を行います。また、学生が参加,聴講の予定です。


東海大付属熊本星翔高等学校で材料科学科の学科説明会を開催します

2018年03月05日

工学部材料科学科・宮沢教授が、3月10日(土)に付属熊本星翔高等学校で、材料科学科の学科説明会を開催します。

さらに、高校の先生方と情報交換を実施してきます。

 

東海大学付属熊本星翔高等学校(http://www.seisho.tokai.ed.jp/


東海大付属高輪台高等学校・中等部の生徒を対象に「サイエンス講座」を開催しました

2018年03月05日

工学部材料科学科・宮沢教授が、2月22日(木)に付属高輪台高校・中等部の生徒を対象に「サイエンス講座」を実施しました。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の採択を受けている高輪台高校の教育に、高大連携の一環として協力しているものです。

 

当日は「第1回サイエンス講座」として、中学生と高校生(11名)へ、金属材料の実験を交えて材料科学の面白さを講義しました。

 

東海大学付属高輪台高等学校・中等部(http://www.takanawadai.tokai.ed.jp/


材料科学科・第1研究室(小黒研究室)からの便り

2018年03月02日

当学科、第1研究室(小黒研究室)から最近の活動の便りがきました。

 

◆学会発表(下記2件)を行います。いずれも学生の卒業研究をまとめた内容です。

  ・金属学会 2018春期春期講演大会(2018年3月19日~3月21日 )

   千葉工業大学 新習志野キャンパス

  発表:3月21日(水) 9:00~10:00

      超伝導材料(Superconducting Materials):J会場5号館 3階5304号室

      口頭発表:小黒英俊、永山果那(B4)、佐野綱輝(B4)、他、

        「超高Sn濃度ブロンズNb3Sn超伝導線材の熱処理時間と機械特性との関係」

 

・第65回応用物理学会 春季学術講演会(2018年3月17日〜 20日)

  早稲田大学⻄早稲田キャンパス [ポスター・展示会場] ベルサール高田馬場

  発表:3月18日(日) 9:30~11:30

      JSAP EXPO Spring 2018会場(18a-P7-19)

      ポスター発表:小黒英俊、樋口雄飛(B4)、小杉悠大(B4)、関尾光(B4)、

              目黒良真(B4)、久保田猛(B4)、佐藤純平(B4)、他、

             「種々のcoated conductorの機械特性と通電特性評価」

◆12月14日に、学生主催でフットサルを行いました。

 「小黒研はスポーツが強いんじゃないか?」という声から企画されました。

  詳細は、小黒研究室HP(https://oguro-lab-tokai.jimdo.com/)へ

  ・ブログフットサルのニュース) ←ここに掲載あります。クリック!


付属相模高等学校および中等部の体験授業を実施しました

2018年03月02日

・3月1日に、付属相模高等学校(1年生対象)「理工系体験授業」

・3月2日に、付属相模高等学校中等部(2年生,3年生対象)「理数科体験授業」

を実施しました。

”超電導と水素エネルギーの未来” をテーマに、

 〉超伝導が起こす不思議な現象の紹介と、超伝導材料に触れて超伝導体の浮上実験を体験
 〉究極のクリーンエネルギーと言われる水素エネルギーシステムの紹介と、

   水素吸蔵材料に貯めた水素を使って燃料電池がモーターを駆動させる体験

について、当学科の小黒先生,源馬先生が体験授業を実施しました。

 

皆、初めての体験で楽しそうでした。超電導に使用した液体窒素にも興味津々。

 

 ← 超伝導体の浮上実験

 

 

 

 

 

 

 

← 水素を使った燃料電池によるモーターの駆動実験

 ■3月1日:付属相模高等学校(1年生対象)「理工系体験授業」

 ■3月2日:付属相模高等学校中等部(2年生,3年生対象)「理数科体験授業」


金属材料工学科・5期生の方々が19号館に来訪されました

2018年03月02日

金属材料工学科、5期生の方々が19号館に来られ、現在の材料工学科、実験室、研究室、学生室など見学されました。

 

学生室にて、集合写真 →


2017年度有志による同窓会が開催されました

2018年03月02日

2018年2月24日(土)12:00~14:00で、有志による同窓会が開催されました。

東京・グレースバリ新宿(3F GRACE BALI beach)にて、最終的に30名の方々に参加いただきました。

二次会、三次会、人によっては四次会まで、同窓会を満喫したとのことです。

写真は、宮本さんへ花束を贈呈した写真です。

また、会費の余剰金(5万円)を75周年記念基金へ寄付されました。


本学科の源馬先生が、KITカールスルーエ工科大学にて発表と共同実験のため出張

2018年02月22日

本学科の源馬先生が、ドイツのKarlsruhe Institut fuer Technologie(KIT: カールスルーエ工科大学)のKarlsruhe Nano Micro Facility (KNMF) にて、User meetingでの発表とDr. Torben Bollとの共同実験のため、2月18日から26日まで出張しております。

近況報告が届きましたので、掲載いたします。

水素吸蔵材料のナノ構造についてアトムプローブという分析装置を使って調べる実験です。
このような分析により、水素吸蔵材料の表面がもつ触媒能などについて詳細に調べようとしています。


本学科の葛巻教授からウィーン大学での活動近況報告

2018年02月21日

本学科の葛巻教授は、昨年夏からウィーン大学において研究スペースをかりて、考古学資料の金属器について研究を行っています。忙しい中、下記の近況が届きましたので掲載いたします。

ウィーン大学のホームページに、葛巻教授の研究紹介がアップされています。

http://ufgsammlung.univie.ac.at/2018/material-analysen/

葛巻教授が通っている、ウィーン大学のFaculty of Historical and Cultural Studiesの建物。

ウィーンの19区にあり、所属はLudwig Boltzmann Institute for Archaeological Prospection and Virtual Archaeology(LBI)ですが、ウィーン大学内にLBIとの研究プラットホームがあり、そこで活動しています。

ウィーン大学本館にあるルートビッヒ ボルツマン教授の胸像です。建物の中庭にシュレーディンガーなど著名な教授の胸像が並んでいるのですが、ボルツマンの胸像の前に、たまたまカフェが設置されたため、大教授が店番をやっているような感じです。(笑)

ウィーン大学は学部ごとに点在していて、キャンパスがありません。しかし、我々の建物は前が公園になっており、開放感があってとても気持ちがいいです。(写真左)

ただ、今週から寒波がやってきていてとても寒いです(右写真)。

建物は歴史建造物だそうで、内に入りますととても雰囲気を感じさせる作りになっています。

3階(日本でいう4階)の資料室(左写真の奥)に研究スペースを作ってもらい、そこで日々サンプリングを行っております。

考古学資料は約1000点ほどあり、そのうちの金属器について150点ほどサンプリングして4月に帰国する予定です。


タイのKMUTTと合同で国際会議「International Conference on Materials Processing Technology 2017」のホスト大学を務めました (金属材料およびその加工技術についての国際会議)

2018年02月19日

2017年11/30,12/1両日に、タイのバンコクで開催された国際学会「International Conference on Materials Processing Technology 2017」のホスト校をモンクット王トンブリ工科大学(KMUTT)と本学が共同で務めました。金属材料およびその加工技術についての国際会議で、今回で第13回目となります。

東海大学からは、本学科の宮沢靖幸教授(工学部材料科学科)ならびに、吉田一也副学長、神崎昌夫教授(工学部機械工学科)、槌谷和義教授(工学部精密工学科)、宮本泰男室長(東海大学技術共同管理室)のほか、多くの大学院生が参加しました。

東海大学・工学部ニュースに掲載されています。その他の写真,記事を参照ください。

http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/kmuttinternational_conference_on_materials_processing_technology_2017.html


2017年度 大学院(応用理化学専攻(金属領域))の修士論文発表会,修士論文中間発表会を実施しました

2018年2月16日
 2月16(金)に、大学院(応用理化学専攻(金属領域))・修士論文発表会,修士論文中間発表会を実施しました。

 修士論文発表会18名,修士論文中間発表会13名が、これまでの研究成果を発表。
 発表には、在学生らのほか、金剛会(学科同窓会)らも聴講され、大変有意義な発表会でした。

 修士論文中間発表では、ポスター賞を設定、最優秀賞1名,優秀賞3名を表彰しています。

 

--- 修士論文中間発表会(ポスター発表会) 16:00~17:10 ---

湘南校舎19号館10階の学生実験室に、論文のポスターを掲示し、教職員,金剛会(学科同窓会),在学生など大勢が参加。修士1年生の13名の発表者が研究成果について説明を実施しました。

参加者からの投票によるポスター賞を設置。今回は、最優秀ポスター賞1名,優秀ポスター賞3名が受賞されました。

最優秀ポスター賞

  高橋萌々子(PEDOT:PSS/Sb2Te3ナノプレートを用いた有機無機熱電薄膜の作製と性能評価)

優秀ポスター賞 ※優秀ポスター賞は通常2名ですが、投票数同点により今回は3名としました)

  市河俊哉(Impurities removal from copper alloy scrap using rotary mechanisms)
  岩田昌也(電気化学的手法によるステンレス鋼ろう付体の耐食性評価)
  山口竜也(ラビットから採取した生体分泌組織の張力印加によるコラーゲン線維組織の再生)

 

[各受賞者からの声です]

 学生生活の楽しいことや、材料科学科でこんな事ができるなど、学生からの生の声です

Q1:発表研究で苦労したこと,楽しかったこと

 ・見やすいポスター作成のため、文章を纏めてうまく表現することの苦労がわかった。

 ・研究実験で期待の性能(結果)が出ないとき、自分の考えたことが性能(結果)に出たときは楽しかった。

 ・同期の仲間がいい人ばかりで楽しかった。

 ・実験装置を自分の思うままに作れることが楽しい。

Q2:発表研究で得たことや身に付いたこと

 ・多くの情報を、限られた時間でまとめていく力がついた。

 ・報告と連絡の重要性を実感した。

 ・発表するときの度胸がついた。

 ・専門知識や国際学会など、英語でのプレゼン能力の力もついてきている。

Q3:材料科学科では、こんな楽しい,こんなことができるなど

 ・学科に入ってからでも、自分の学びたいことが見つけられる。

 ・材料実験は楽しい。学部生のうちに学会へ参加できることや、JABEE(材料技術者認定コース)修了資格を取得できる。

 ・金属から医療まで、幅広い学習,研究ができます。

 ・自分で思うままに色々なことができる。お酒も楽しい!

Q4:これから入学する学生へメッセージ

 ・大学生活、楽しいです! 友人は大事ですよ。

 ・仲間と楽しい思い出を作っておいてください。そういう経験が大学でも活きてきます。

 ・勉強よりも?人脈です。

 

以下、ポスター発表会の写真を掲載します。

 

--- 修士論文発表会 9:20~15:00 ---

湘南校舎16号館3階303教室にて、修士2年生18名から修士論文発表会を実施しました。

教職員,金剛会(学科同窓会),在学生なども聴講され、有意義な発表会となりました。

以下に、発表会の写真を掲載します。


大学院工学研究科の岡田さんと降旗さんが日本銅学会で研究成果を発表しました

2018年02月16日
大学院工学研究科応用理化学専攻1年次生の降旗恭平さんと工学部材料科学科4年次生の岡田博樹さんが、11月17日から19日まで富山県で開催された日本銅学会第57回講演会で研究成果を発表しました。

詳細は、東海大学・工学部ニュース(トピックス)に掲載されています。参照ねがいます。
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/post_279.html

尚、発表を行った二人は、
降旗さん:
「研究室での発表と違い、学会には幅広い分野の研究者が参加するので、わかりやすく研究の特徴を伝える必要があることを知り、さらに勉強しなければならないポイントも明らかになりました。材料科学科は、金属を中心にさまざまな材料の特性の調べ方や社会に応用するために必要な考え方を学べる場所だと感じています。また企業との共同研究を通して、インターンシップに行くよりもさらに深く企業の製造現場や考え方を学ぶ機会があるのも魅力です」
岡田さん:
「学部の4年次生の段階で学会発表を経験する貴重な機会になりました。学部卒業後は大学院に進学する予定なので、今回の発表で見つかった課題を解決しながらさらに研究を深めたい」
と話しています。


2017年度 卒業研究発表会

2018年2月13日
 2月13日(火)に、材料科学科・卒業研究発表会が湘南校舎16号館で開催されました。
 学部4年生の発表者92名が4会場に分かれ、これまでの研究成果を発表しました。
 発表の際には、在学生らのほか、金剛会(学科同窓会)らも聴講され、大変有意義な発表会となりました。


卒業研究ポスター掲示始まりました!

2018年01月31日

 材料科学科「卒業研究」では4年間の学業の集大成として、卒業論文(卒論)の執筆はもちろん、研究ポスターの作成と卒業研究発表(オーラルプレゼンテーション)を行います。本日はポスター掲示の締め切りとあって、4年生たちが忙しくポスターの貼り出しをしております。2月13日のオーラルプレゼンテーション、卒論提出に向けて忙しい日々はまだまだ続きます!


材料科学科「入門ゼミナール2」で課題発表会を実施しました

2018年01月24日

 材料科学科「入門ゼミナール2」では1年生を対象に材料科学科の導入科目として、入門ゼミナール1に引き続き、学科専任教員の専門分野(超伝導材料、電気電子材料、半導体材料、リサイクル技術、インテリジェント材料、接合技術、セラミックス、熱電素子、ナノ材料など)の概略をわかりやすく紹介。
 本講義では各種材料に関する入門程度の知識を得ることを目的として、班ごとに各研究室を訪問し、研究の内容や教員の専門分野などについて学びます。また、キャリア支援の一環としてSPIテストや英語教材を利用した講義も実施しています。
本講義の最後は各班に課された課題調査・発表を実施しています。
1/24(水)に以下の課題について、各班の調査,まとめた内容について発表会を実施しました。
 ・資源(レアメタル・レアアース)
 ・環境(リサイクル・材料関係)
 ・エネルギー(太陽電池)
 ・生体材料(チタン合金)
 ・航空宇宙(炭素繊維強化複合材料)
 ・宝飾,貴金属(ダイヤモンド)
 ・超電導(超電導材料)
 ・構造材料(高張力鋼)
最後に、発表の内容,プレゼンテーション,課題達成のプロセス(班のチームとしての活動)などを評価して、最優秀の班を表彰しました。


本学科・宮沢教授の研究が神奈川県立産業技術総合研究所の公募事業「平成29年度産学公連携事業化促進研究」に採択されました

2018年01月09日

 工学部材料科学科の宮沢靖幸教授が関東冶金工業株式会社と共同で取り組む研究が11月2日に、独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所の公募事業「平成29年度産学公連携事業化促進研」に採択されました。この事業は、今後成長が期待される産業分野において中小企業などの開発ニーズと大学の研究シーズのマッチングをコーディネートし、事業化を促進することが目的です。今年度は宮沢教授らの研究のほか5件が採択されました。

 宮沢教授らが採択された研究テーマは、「不均一加熱によりカーボン・カーボン複合材料(C/C)と金属材料のろう付を実現する新規工業炉の開発」です。C/C複合材料は炭素繊維を炭素で強化したもので、軽量で高い強度や断熱性を持つ次世代の材料ですが、ろう材をC/Cの全面に配置して接合しようとすると、C/Cと金属の熱膨張率の違いによってC/Cが割れてしまう欠点があります。今回の研究では、相互の接合に用いるろう材を、材料の一部にのみ配置。ろう材の置かれた場所のみを局所的に加熱できる新たな炉の開発を目指しています。

 宮沢教授は、「C/C複合材料は現状、スポーツカーのブレーキパットなど一部の分野でしか使われていませんが、さまざまな性質を持つ異種金属を接合できれば、さらに活用の幅が広がると期待されています。できる限り低コストで安定的に接合できる炉を開発することで、産業界の発展に寄与したい」と話しています。

 

※[東海大学・工学部ニュースに掲載]

http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/29_6.html

※[地方独立行政法人・神奈川県立産業技術総合研究所]

・TOPページ

https://www.kanagawa-iri.jp/

 ・「平成29年度産学公連携事業化促進研究」

https://www.kanagawa-iri.jp/r_and_d/cmcl/h29jigyoka_sokushin_shinchoku/


材料科学科が建学祭で研究内容を紹介するブースを出展しました

( 東海大学・工学部ニュースより )

2017年12月11日

この記事が、東海大学ホームページ・工学部ニュースに掲載されています。

(詳細,ブースの風景は、http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/post_257.html)

 

11月1日~3日に湘南キャンパスで開催された建学祭で、材料科学科が研究紹介ブースを出展しました。

毎年建学祭で研究室ごとに分かれて、材料工学の魅力を伝えるブースを設営し「材料」の魅力を紹介しています。

 

運営に当たった材料科学科の学生は、

「私たちの生活が日々便利になるのも、新たな材料の開発が進んだり、加工技術が進歩したりするからこそ。何気なく使っている電化製品には、最新の"材料"であふれており、今回来場してくれた皆さんが完成した製品だけでなく、材料そのものや加工技術にも目を向けてくれたらうれしい」

との感想です。


新規ページを追加しました

2017年11月

 このホームページに、「就職と進学」,「大学院について」のページを追加しました。

上段のメニューから参照ください。

今後、内容を充実していきますので宜しくお願いします。


某研究室主催でハロウィンパーティ開催!

2017年11月9日

 10月27日(金)に、材料科学科の某研究室主催でハロウィン・パーティが開催されました。

当日の写真が到着しましたので一部公開します。

お見せできる画像が少ないのですが、当日は盛り上がったようです。

 

まずは、メイキング画像から↓ ただいま変身中です。

Way too cute!!!

Let's Party! 

Happy Halloween,  Enjoy a spooky night !!!

先生もどこかに居ますよ。


望星技術士会の講演・交流会が開催されました

2017年11月8日

 平成29年度東海大学望星技術士会の第2回講演・交流会が、10月28日に湘南キャンパスで開かれました。

技術士とは、科学技術に関する高い専門的応用能力と高い技術者倫理を備えている人物を認定する国家資格です。望星技術士会は、技術士の資格を有する本学の卒業生による有志団体で、吉田一也副学長(研究担当・工学部教授)が会長を務めています。今回の講演・交流会は、技術士を目指す学生たちに資格ついての情報を提供し、会員との親睦を深めることが目的で、学生と会員・教職員ら約100名が参加しました。

※東海大学・工学部ニュース(http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/post_246.html)

 

本学科でも、技術士試験で1次試験が免除される「技術士補」資格が取得できるJABEEコース設定しています。詳細は、この本学科ホームページの「材料科学科の紹介」,「JABEE紹介」ページを参照ください。


材料科学科Official動画がYoutubeにupされました!

2017年11月2日

 皆様お待たせいたしました。

材料科学科の新しい紹介動画ができました!

是非色々な方々にご覧頂きたいと思います。

オープンキャンパスの材料科学科ブースでも流していますので、ぜひお立ち寄りください。

 

ちなみに、東海大学 工学部 全体の紹介動画はこちら!


11/1(水)~3(金):建学祭

11/3(金)オープンキャンパス開催

2017年11月1日

 11月1日(水)から3日(金)まで、東海大学湘南キャンパスで建学祭(学園祭)が実施されています。
3日間を通して300もの企画と模擬店や8万人以上の来場者など、大学の学園祭としては全国でも屈指の規模を誇ります。また、企画や模擬店はそのほとんどが東海大学の学生の手によって作られており、学生主体ならではの個性的な学園祭を楽しむことができます。さらに学生主導での著名人を招いてのコンサートや、2000発の花火など、3日間すべてお子様から大人まで楽しめます。  ☆ 紅葉も始まり、学内も綺麗に色づいてます☆

湘南キャンパス案内: http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/shonan/

 

材料科学科では、湘南キャンパス19号館2階 203の部屋で展示をおこなっています。

超電導(リニアモーターカー),形状記憶合金,3Dプリンターなどあり、不思議な世界を体験できます。 是非、建学祭にお越しの際には、19号館203へお寄りください

 

また、11月3日(金)10:00-15:00に、オープンキャンパスも実施されます。

開催場所は、14号館です

学科別相談会(教員とお話しできます),大学紹介,一般入試紹介,入試対策講座,在学生と会話,個別相談、などなどプログラムあります。

詳細は、

http://www.tokai-adm.jp/opencampus/shonan20171103.html

を参照ください。

建学祭の模擬店でお昼・おやつを食べつつ、参加ください。


材料科学科19号館に学科掲示板、設置完了!

2017年10月14日

2017年4月に19号館に引越し後、大型の学科掲示板の設置が完了しました!

学科自前で部材発注~設置まで行い、10/14の卒研中間発表(ポスター発表)に間に合いました。

卒研中間発表は、同日午後から実施。無事に中間発表完了しました。


大学院の学生が溶接学会で研究成果を発表しました

2017年10月07日

 大学院工学研究科応用理化学専攻の大学院生3名が、9月11日から13日まで九州工業大学で開催された溶接学会平成29年度秋季全国大会で研究成果を発表しました。この学会は、金属の溶接や接合に関する成果を共有する場として年2回開かれているものです。本専攻からは、工学部材料科学科・宮沢靖幸教授の研究室に所属する後藤拓海さん(2年次生)、小林靖尭さん(同)、佐々木俊哉さん(1年次生)が参加し、口頭発表を行いました。

後藤さんは、きわめて固い性質を持ち金属加工用の切削工具などに広く用いられている超硬合金と鉄鋼材を接合する際に生じる割れを防止する方法についての研究成果を発表。小林さんは、ステンレス鋼同士をろう付する際に生じてしまう未接着部(ボイド)が生じるメカニズムを探った研究の成果を報告しました。また佐々木さんは、スペースシャトルにも利用されたものの応用が広がっていない炭素繊維強化炭素複合材(C/Cコンポジット)という材料を安価な銅を使って異種材料と接合し、活用の可能性拡大を目指す研究について発表しました。

学生3名は、「本専攻では先生方から在学中に必ず学会で発表するよう指導されており、日ごろのゼミでもわかりやすい発表の方法や効果的な資料のまとめ方などについて指導を受けているので、緊張することなく臨めました」「初めて自分の研究を学外で発表したのですが、どのようにまとめたらよいのか実践的に経験するよい機会になりました」「以前に先輩の学会発表に同行したことがありますが、学会では自分の研究の糧になる知識を多く得ることができると感じています。今回は多くの方から質問を受け、意見交換もできるなど、今後の研究につながる成果が出せました」と話していました。

【発表タイトル】
後藤さん 「Ni系ろう材を用いた超硬合金/鉄鋼材料ろう付時の残留応力緩和」
小林さん 「ステンレス鋼ろう付における溶接ろう材の流れと欠陥の解析」
佐々木さん 「C/Cコンポジット/Cuろう付時における界面反応現

 

東海大学HPトピックス:

http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/post_241.html

溶接学会:

http://www.jweld.jp/


大学院の学生が日本金属学会で研究成果を発表しました

2017年10月07日

 大学院工学研究科応用理化学専攻2年次生の梅村栄哉さん(指導教員=工学部材料科学科・宮沢靖幸教授)が、9月6日から8日まで北海道大学で開催された日本金属学会2017年秋期講演大会で研究成果を発表しました。同学会は、材料科学や材料工学分野における日本を代表する学会のひとつで、最新の研究成果について発表・討論する場として毎年2回講演大会を開いています。

梅村さんは同学会の口頭発表部門に参加。古代エジプトで用いられていた粒金細工の加工技術の復元を目指す研究の成果を発表しました。この研究は、工学部と文学部アジア文明学科・山花京子准教授の研究室による古代エジプトに関する共同研究の一環で、今回の発表では文献資料などをもとに再現した炉を用い、純銀製の曲がった板に純銀の粒を接合する方法について報告しました。「学会では、粒金を研究している高名な研究者の方と意見を交換し、今後に向けたアドバイスを受けることができました。古代の技術を工学の視点で解明する研究はまだほとんど行われていないため苦労もありますが、今後もしっかり成果を積み重ねたい」と話しています。

 

東海大学HPトピックス:

http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/post_239.html

日本金属学会2017年秋期講演大会:

http://jim.or.jp/MEETINGS/2017_atmn/index.php


付属高校2年生対象オープンキャンパスを実施

2017年09月24日

 9月24日に付属高校2年生を対象にオープンキャンパスを実施しました。

材料科学科では、学科説明および体験実験を行いました。


学位授与式(学士)と卒業祝賀会

2017年09月21日

 秋卒業の学士4名の皆様、ご卒業おめでとうございます。

これから社会で活躍されますこと、学科教職員一同、願っています。

ささやかながら祝賀会を行いました。写真も掲載します。


8月10日(木)~11日(金)オープンキャンパス開催

2017年08月11日

 8月10日(木),11日(金)の両日にオープンキャンパスを実施いたしました。

大勢の方が来校され、材料科学科には 8/10[74名],8/11[94名]の方々が見学にいらっしゃいました。

7月の前回同様に、熱心に学科説明会,実験デモなど参加いただきました。

(説明会,見学のスナップを掲載します)


2017年度 卒業論文発表会を実施しました

2017年07月28日

 7月28日(金)に卒業研究発表会(秋卒)を湘南校舎19号館で開催しました。

発表は19号館に引越し初めてに開催で、発表会場は2階207オープンマルチアトリエにて実施しました。

4名の在学生から以下の研究発表をおこないました。

 ・スパッタリング法によるプレーナー型フレキシブル熱電デバイスの作製と評価

 ・スニーカーの感性評価

 ・不均一加熱時の特殊黄銅板に対するはんだのぬれ

 ・C60を利用した導電膜形成と電極材への応用


7月23日(日)オープンキャンパス開催

2017年07月23日

 7月23日(日)にオープンキャンパスを実施いたしました。

大勢の方が来校され、材料科学科にも1日で86名の方々が見学にいらっしゃいました。

熱心に学科説明会,実験デモなど参加いただきました。(以下、説明会,見学のスナップです)

8月10日~11日にも、オープンキャンパスを実施したします。是非、材料科学科を訪れてください。


2018年度付属推薦入学・推薦候補者説明会が実施されました

2017年07月02日

 7月2日に、2018年度付属推薦入学の推薦候補者説明会が実施されました。

午前に高輪台,相模、 午後は札幌,山形,諏訪,甲府,静岡翔洋,市原望洋,浦安、の各付属高校から、総勢66名の参加でした。

今年は各学科での説明会となり、材料科学科では、学科説明,教員との個別面談,実験デモンストレーション,オープンラボ,在学生との面談など行いました。

 皆さん熱心な質疑応答あり、また実験デモなどでは保護者の方々も興味深々に参加してました。少しでも大学生活の不安解消になって頂けたら幸いです。

ごく一部ですが、説明会のスナップを掲載します(参加者の方は、個人情報の観点から勝手ながらモザイク処理しています)


東海大学新聞(7/1号)の材料科学科に関連する記事紹介

2017年07月01日

<ものづくり学生サミット2017 in 湘南>

 

企業の課題に挑むものづくりサミットが今年も始まり、6月9日に実施説明会が開催されました。

 

http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/2017_in.html

<2017 KMITL-TOKAI JOINT SEMINARを開催>

 

湘南キャンパスで5月30、31日に、「2017 KMITL-TOKAI JOINT SEMINAR」が開催されました。このセミナーは、タイ・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)工学部と本学工学部及び大学院工学研究科の研究交流の機会として昨年度から実施しているものです。今回は、両大学から5名ずつ、計10名の研究者が発表を行い、約30名が参加しました。


材料科学科からは、超伝導材料の応用(小黒英俊講師)について紹介いたしました。

 

http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/2017_kmitl-tokai_jonit_seminar.html

<分析機器のさらなる共有化を目指す>

 

平成29年度 文部科学省 先端研究基盤共用促進事業「新たな共用システム導入支援プログラム」に採択されました。
材料科学科の関連する分析装置なども、共有化を進めます。

 

http://www.u-tokai.ac.jp/research/shared/technology/

<望星技術士会総会 山田学長が講演>

 

東海大学望星技術士会の平成29年度総会が、代々木キャンパスで開催されました。

技術士とは、科学技術に関する専門知識と高い応用能力、倫理などを備えた人材の育成を目的とした、文部科学省所管の国家資格です。

本学では、工学部機械工学科の機械デザインコースと材料科学科の材料技術者コースがあり、一般社団法人日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けて、この資格取得を目指す学生向けの教育を行っています。

  http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/post_215.html

 

以上


大学院生が界面接合研究賞(溶接学会)を受賞しました

2017年06月21日

 大学院工学研究科応用理化学専攻2年次生の廣野彬人さん(指導教員=工学部材料科学科・宮沢靖幸教授)がこのほど、一般社団法人溶接学会の界面接合研究賞を受賞しました。同賞は、昨年度開催された、同学会界面接合研究委員会の主催による講演や研究発表の中から、特に優秀と認められた成果やこれまでの活動に顕著な功績が認められた研究者に贈られるものです。

廣野さんは、2枚の金属をろう付した際に生じるろう材内に気泡(ボイド)が生じる原因を、X線透過装置を使って解明する研究に従事。ボイドが生じるプロセスを明らかにしました。研究は、本学の施設だけでなく、都立産業技術センターの協力も得て、研究室の後輩である小澤菜月さん(2016年度工学部材料科学科卒業)らとともに、まだ研究成果の蓄積が浅いこの分野で大きな成果を残したことが評価されました。「実験に必要な試料の作り方から実験結果の評価方法まで、ほぼ全ての過程を、先生をはじめ仲間とゼロから考え、取り組んできた成果が評価され大変うれしく思います。研究では悩むことも多いのですが、新しい分野を切り開くための心構えやアプローチの仕方、実験結果を真摯に受け止めて考察する力を学び、その面白さを知るよい経験になったと感じています。今後も研究を続け、ボイド発生の原因をさらに詳細に解明したい」と話しています。

 

東海大学HPトピックス:

http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/post_214.html

 

一般社団法人溶接学会・海面接合研究委員会:

http://www.jweld.jp/research/kaimen/index.html

 

<平成28年度受賞>

 小澤菜月、廣野彬人、斎藤大志(東海大学)、金崎文雄((株)鷺宮製作所)

「銅と銅合金のろう付とX線透過法による溶融ろう材のその場観察」

http://www.jweld.jp/research/kaimen/Pages/hyoushou.html

 

以上


材料科学科・5名に「河上益夫・内田荘祐奨学金」が給付されました

2017年6月1日

 材料科学科4年生、以下の学生に対して「河上益夫・内田荘祐奨学金」が給付されました。

右記の松前重義記念基金だより(第22号)に掲載されています。

 

この奨学金は、卒業研究を熱意をもって遂行し、優れた成果が期待される東海大学工学部材料科学科在籍の学生に給付することにより、河上益夫・内田荘祐両先生の遺志を永く顕彰するものであります。

 

■材料科学科4年・伊藤 直哉

「TiCにSrTiO3を添加し製作したTiO2光触媒の可能性探求」

■材料科学科4年・芳澤 茜

「カーボンナノチューブ分散液を利用した全個体型リチウムイオン電池の作製に関する研究」

■材料科学科4年・高橋 萌々子

「電解重合法によるPEDOT薄膜の作製とEB・UV照射による高性能化」

■材料科学科4年・水澤 仁志

「回転機構を用いた不純物元素の除去」

■材料科学科4年・小澤 菜月

「X線透過を利用した銅合金のろう付過程のその場観察」

 

以上


本学科・小黒講師が「第21回 超伝導科学技術賞」を受賞しました

2017年5月22日
2017年4月17日に船堀タワーホールにて、「超伝導科学技術賞」の授賞式が行われました。本学科の小黒講師(東北大学出身)は、「25T無冷媒超伝導マグネットの開発」により東北大学、古河電気工業、東芝とともに受賞しました。受賞理由を簡単に説明すると、以下の通りです。

「従来の液体ヘリウム冷却ではなく、冷凍機のみで冷却する超伝導マグネットの開発を推進し、24.6 Tという世界最高磁場の発生を実現した。」

開発した超伝導マグネットは、東北大学で全国共同利用装置として稼働中であり、日本のみならず、世界中の研究者によって使われており、物理学、材料開発など幅広い分野で成果を挙げていくことが期待されています。

ご参考:日本経済新聞
(「東北大、液体ヘリウム不要の超伝導磁石の磁場24.6テスラ発生に成功」 2017/4/13記事)

http://www.nikkei.com/article/DGXLRSP442467_T10C17A4000000/


金剛会会報最新号(第53号)

2017年5月18日

 金剛会会報の最新号(第53号)が届きましたので、掲載いたします。


材料科学科の宮沢教授が日本銅学会平成29年度研究助成に採択されました

2017年4月20日

 工学部材料科学科の宮沢靖幸教授がこのほど、日本銅学会の「平成29年度研究助成」に採択されました。銅および銅合金に関連する基礎研究や材料開発、物性などに関する研究を奨励し、関係技術の振興を図ることなどを目的に行われているものです。今年度は全国から37件の応募があり、15テーマが採択されました。

宮澤教授の研究テーマは、「銅合金ろう付時の溶融ろう材のその場観察と挙動観察」で、ろう材を使って金属同士を接合した際、これまでは接合面の内部の様子を観察することができず、欠陥があった場合でもその理由を解析できないという問題がありました。今回の研究は、X線CTや電子線マイクロアナライザーを使った接合面の観察技術の確立を目指すもので、欠陥の形成メカニズム解明も目指しています。宮澤教授は、「これまで、ろう付作業は職人の熟練技術に頼る部分が多いという課題がありました。一方、その職人の高齢化などによって技術の継承が難しくなり、科学的な解析技術の確立が急務になっています。今後は学内外の研究者や企業と連携し、新たな手法を提案したい」と話しています。

 

以上